昨今、企業や個人でデータ流出のニュースが度々あり、セキュリティーの重要性が高まってきています。
プラネックスコミュニケーションズが4月21日、Wi-Fiセキュリティユニット「SAKOKU MZK-1200DHP-SK」を発売したそうです。
本来、ファイヤーウォールは、外部からの通信を許可したもののみ通す製品ですが、SAKOKUはファイヤーウォールを逆にして、内部からのデータ通信を許可したもののみ通過させるという画期的なものです。
端的に言えば、自宅や会社のルーターなどと組み合わせてデータを流出させないためのユニットだそうです。
国や地域単位で指定できる送信先ブロック機能を備え、国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)の公開するインターネット危険国・地域のリストを用い、該当国への送信をブロックさせるという強力なセキュリティだとか。またホワイトリストを作成し、許可されたデバイスから、許可する送信先への通信のみ通過させることも可能というまさに優れもの。
さらにブロックした送信元情報と送信先情報を見ることができるため、セキュリティ情報を確認すればどのデバイスからどこへ情報を流出させようとするマルウェアの存在を確認、追跡できるそうです。
世界情勢が目まぐるしく変化する中で、このような画期的な商品がこれからどんどん出てくる世の中になってくるのだなと思った記事でした。
<参考URL>