カシモバ最新情報や、Wi-Fi・モバイル関連の豆知識、耳より情報、スタッフのひとり言などをお届けします!

災害時に誰でも繋げるWi-Fi

2015年10月03日(土)

普段あまり意識することなくいつの間にか繋がっている携帯キャリアの無線LAN。NTTドコモの「docomo Wi-Fi」は全国約15万箇所、KDDIの「au Wi-Fi SPOT」は全国20万箇所以上、ソフトバンクの「ソフトバンクWi-Fiスポット」は40万箇所以上存在しているそうです!

そんなWi-Fiスポットは災害時にも必要とされているとのこと。「00000JAPAN」は2014年5月からWi-Fiスポットを地震などの災害時に誰にでも使えるようにする取り組みを始めています。

災害時における情報収集の必要性はかねてより指摘されていたそうで、正確で信頼性のある情報を各々が取得できれば、災害時における混乱が抑制できるメリットもあるといいます。

東日本大震災の時には被災地だけでなく都市部でも安否確認の電話で回線がパンクし、TwitterなどのSNSでの情報共有が活用されていました。しかし多くの人が一斉にアクセスすることでネットスピードは遅くなり、なかなか繋がらない状態でした。

その対策として大規模災害が起きた時にキャリアの無線LANを無料開放したのが「00000JAPAN」。

無料解放時、Wi-FiのSSIDは『00000JAPAN』となり、これは最初に0を5つ並べることでWi-Fiを繋ぐ際に表示されるIDの一番上にくることからきまったそうです。

災害時、最新情報を得られるか否かは生存確率につながる重要なポイントです。大規模災害が起きた時にはぜひとも活用したいものですね。

今後も覚えておきたいWi-Fiスポットです。

〈参考〉

http://news.mynavi.jp/articles/2015/09/29/wifi/