Wi-Fiでiphoneやスマホを便利に使う方法!

iPhoneやスマートフォンの状態表示バーには扇形のアイコンがあります。これはWi-Fi機能を搭載していて、現在この機器からネットワークに接続しているかどうかを表しています。

●普段は携帯回線のみ
通常、屋外で使用する場合は携帯事業者が提供している回線へアクセスします。この回線は「LTE(Long Term Evolution)」と呼ばれ、「長期的に進化する」高速な回線という意味で、過去3G(ギガ)回線だった頃に名づけられました。
この携帯事業者の回線は提供元や基地局の設備で速度が変わります。
また、月のパケット送信量が7GBを越えると、通信速度が128KBまで落ちる通信制限状態になります。解除して通常の速度に戻す事もできますが、有料サービスとなります。

●Wi-Fiは便利
Wi-Fi機能が搭載されていると、この送信量にカウントされない通信ができます。Wi-Fi通信は、手元の機器からアクセスポイントまでの通信料がかかりません。
つまり、パケット定額コースなどに入らなくても、通信費用が発生しないのです。
また、Wi-Fi通信は回線速度が安定するので、データの大きな動画などで、途中で止まるなどのストレス無く楽しめますし、Wi-Fiの通信速度は携帯回線よりも速い場合がほとんどです。

●自宅でもWi-Fi
iPhoneやスマートフォンを使っている人は、パケット定額サービスに加入していると思いますが、自宅でも利用する場合に、このWi-Fi機能が使えるとより快適に使用する事ができます。
また、自宅の回線を使うだけなので利用料も発生せず、パケット使用量も増えないので制限もされません。

●必要なのはWi-Fiに接続できる機器とアクセスポイント
アクセスポイントは、自宅でネット回線を利用していれば無線機能のついたブロードバンドルーターを設置する事で利用できるようになります。モバイルルーターを利用するのも手軽です。モバイルルーターはレンタルもできるので、旅行などの必要な時だけ借りるのも得策です。自宅以外では、駅や図書館など公共の場所にも設置されている場合がありますし、スターバックスやマクドナルドなど、普段気軽に入れる店でも接続サービスがあります。

接続するための機器はiPhoneやスマートフォンの他、タブレットやノートパソコンでもかまいません。機種変更をして回線契約が無くなった端末でも、Wi-Fi機能とアクセスポイントがあれば、そのまま継続しネットを閲覧する事ができます。

●Wi-Fiのデメリット
Wi-Fiは無線通信なので、第三者に傍受される可能性もあります。
また、公共に流れている電波では、犯罪目的で運営する事件もありました。
暗号化が無しだったり、アンテナのマークではない接続先にはつながないよう自衛する必要があります。

便利なWi-Fiを賢く使う事でとても快適なネット生活が送れます。