さいたま市が今年夏に、訪日観光客向けに国内用ＳＩＭカードを無料で配布するそうです。
その数なんと2000枚！！
自治体が無料でSIMカードを配布するというのは全国でも珍しいこと。
公衆無線LANのWi-Fi環境が整っていないと言われる日本国内では、大胆で面白い試みですよね！
増え続ける埼玉県への外国人旅行者数
2014年に埼玉県を訪れた外国人旅行者数は、13年から5割増え24万人を超えています。
今後も訪日客を呼び込むためには、SNSなどで地域の情報を発信してもらうことが大きな鍵をにぎります。
口コミに勝る宣伝はありませんからね！
【情報発信して欲しい】と思っても【インターネットに繋がらない】では発信する側も出来ません。
そこでさいたま市は、大宮盆栽美術館や市内の宿泊施設に泊まった人を対象に、
2000枚のSIMカートを無料配布することにしたようです。
「さいたま市の情報発信」と「さいたま市来訪のきっかけ作り」
という２つの意味合いを持った、大変面白い試みですよね！！
大宮盆栽美術館
公衆無線LANのWi-Fi環境だけで足りるのか？
観光庁の発表によると、訪日外国人へのアンケート「日本滞在中にあると便利な情報」を複数回答でとったところ、
一番多かった回答が、「無料Wi-Fi」だったとのことです。
ただ、公衆無線LANのWi-Fiは利用範囲が限られるため、今回のさいたま市のような試みは日本に外国人観光客を呼び込むための素晴らしい施策だと思いました！
そもそもＳＩＭカードとはなんぞや？という方はこちらをどうぞ
