Googleの親会社Alphabetには、「現在インターネットにアクセスできていない40億以上の人にインターネットを届けよう」という壮大な計画があります。
「Project Loon」プロジェクトは、気球をWi-Fiのアクセスポイントにしてこれまでインターネットが使えなかった地点もオンライン化しようという野心的なプロジェクトで、Alphabetは米国時間10月28日、インドネシアで気球の試験飛行を開始することを明らかにしたそうです!
Alphabetはインドネシアの3つの携帯キャリアと協力することで、気球Wi-Fi経由でインターネットの提供を開始。インドネシアは世界最多となる1万7000以上もの島からなっており、地形も山が多い場所からジャングルまでさまざま。このような地理的な要因もあり、インターネット環境を整備することが難しいそうです。Google公式ブログではインターネットに接続できるのは約3人に1人で、接続できても通信速度はかなり遅いことがほとんどと述べられており、問題を解決するために今回の試験に至ったとのこと。
この気球Wi-Fiのインターネット速度は最大10Mbpsに達するという。計画が実現すればインドネシアのインターネット環境は格段に向上しそうですね。
「Project Loon」は地球全体をWiFiエリアにすることを目標にしているそうです。
場所を選ばない気球Wi-Fiプロジェクトの今後の展開に注目ですね!!
<参考>